2人目出産後に2人育児をしているママは、上の子にイライラする…上の子を嫌いになってしまいそう…と悩んでいるかもしれませんね。
ママはどのようなことで、上の子に対してイライラしてしまうのでしょうか?ありがちなその原因をまとめてみました。
ママが上の子にイライラしてしまう原因をまず知ろう!
- 授乳時間に限って、上の子が甘えてくる
- 上の子が下の子に対していじめる(叩くなど)
- より小さい下の子を守らなければという気分になる
- 赤ちゃん返りをする
- 出産後でいっぱいいっぱい
- 「上の子可愛くない症候群」
どんなことなのか?詳しく説明します。
授乳しようとすると、上の子がアピールしてくる
授乳の時間は、ママと赤ちゃんの命をつなぐ大切な時間です。
その時間を狙ったかのように、今まで機嫌良く一人でも遊んでいた上の子が、その時間に限って上の子がアピールをしてくることがあります。
「お腹空いた」「喉が渇いた」など、手間がかかることばかり言ってきます。
「ごめんね。ママは今手が離せないの」となだめても、不機嫌になるばかりです。
「自分でコップにお水をついで、飲んでくれるかな?」と優しく言っても、「できない!」「いやだ!」の繰り返し。
しまいには泣き出し、手がつけられない状態になってしまうとママは困ってしまいますよね。
上の子が叩くなどして下の子をいじめてしまう
「ようやくお昼寝してくれた…」とホッとしたのもつかの間、上の子がわざと大声を出して起こし、泣かせてしまうということはありませんか?
また、静かに仲良く遊んでいるなと思えば、叩いたり押したりなど、子供は手加減を知らない分、こちらもヒヤヒヤします。
注意すればますますムキになってやり続け、しまいには上の子まで泣き出すなど、ママもお手上げ状態です。
下の子を「守らなければ」と思ってしまう
「小さくて無力な存在」である小さな赤ちゃんを、守らなければいけないという気分になるのは、産後のホルモンバランスの作用もあるでしょう。
上の子も、確かに今までは一番小さな存在ではありましたが、下の子が誕生したことで、無条件にという強い感情が沸き起こるまではいかないのかもしれません。
また、ママの頭の中で上の子は「お姉ちゃん(お兄ちゃん)なのだから」という思いが、無意識に存在しているのかもしれませんね。
今までできていたのに、急に赤ちゃん返り!
産後のママは、赤ちゃんのお世話で忙しいものです。特に、自分では何もできない赤ちゃんには、ママが何でもやってあげなくてはなりません。
そのような猫の手も借りたい状態のところで、上の子の赤ちゃん返りが始まります。
おむつを換えている時に上の子が「ママー、おしっこー」と言ったり、早く食事を終わらせたいのに「ママ、食べさせてー」などいい始めたり。
どれも一人でできることばかりを、要求してきませんか?しまいにはどちらも泣き出してしまい、ママも一緒に泣きたい気分になってしまいますよね。
産後のママは、日々を過ごすだけでいっぱいいっぱいに!
ホルモンバランスの変化、生活の変化、体調の変化など、出産後のママは様々な変化で余裕がありません。寝不足でも赤ちゃんのお世話や家事をこなさなくてはなりません。
必然的に、上の子に構ってあげられる時間も、心にも余裕がなくなってしまいます。
してあげたくても、上の子になかなか構ってあげられない状況になってしまっているのです。
誰にでもある!?「上の子可愛くない症候群」
上の子に対してイライラしてしまったり、可愛くない!と思う感情は、実は二人目以降を出産されたママなら誰にでも起こりうる感情なのだそうです。
本能的なものですので、決してママが悪い母親だからとか、子供が悪い子だからなのではありません。
誰もがイライラしてしまい、そして同じように悩んでいるのですよ。
ただ、誰もが同じように悩んでいるとは分かっても悩んでしまいますよね。どうしたらそのイライラを抑えることができるのでしょうか?